目標・毎日一万歩 意外と行かない
歩かなきゃ。明らかに運動不足だし。
いきなり走れと言われても、無理。まず歩くこと。
目標は1日1万歩。
ガンで入院した父親も、病棟の中を毎日グルグル歩いて1万歩達成してた。80歳になろうとしているのに、すごい。
負けじと、歩こうとするけど、これがなかなか1万歩行かない。「もうこれぐらいで大丈夫だろう」と思っても届かない。
1万歩の壁は、なかなか厚い。
もしも今日が人生最後の日だとしたら
スティーブ・ジョブズは言いました。
毎朝、鏡の中の自分に問いかけてきた。「もしも今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか?」と。
NOと答える日が何日も続くようであれば、何かを変えなければならないということだ。
朝、顔を洗うときに「今日が最後の日だとしたら」などと考えたことなど、なかなかありません。
いや、あったとしても、軽い気持ちからでしょう。
「命には限りがある」
そんな当然なことを、日々思いもしないから、大事なことを見落として生きているのかもしれません。
終わりがあるからこそ、自分の人生においてすべきことは何なのか、見えて来ます。
それを問う日々に、したいものですね。
自分が楽しむのは、他人の後でいい
「後楽園球場」と聞いて分かる人は、もう年寄りなのでしょうかね?
現在は「東京ドーム」と呼ばれていますが、あのあたり「後楽園」という公園があることから、遊園地や球場などに名前がつけられました。
江戸時代、水戸藩が着手し、徳川光圀の代で完成したという「後楽園」。
その名前の由来は、「天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から来ているそうです。
つまり、「天下を治める者は、人々が心配する前から、先に手を打って物事を進めるべきだ。人々が楽しむのを見届けた後に、自分が楽しむことだ」という意味。
さすがは徳川光圀。
現代の政治家も、その精神でいてくれたら、どんなに日本は素晴らしい国になったことか……。
身近な話ならば、バーベキューやタコパなど、まず自分がみんなの分を焼いて楽しんでもらってから、そして自分が食べて楽しむ、そんなところでしょうか。
相手を思いやり、相手の幸せを願って、行動したいものですね。
つらい時ほど、親切をしよう
「情けは人のためならず」と言われます。
意味を間違えている人がありますが、つまりこれは「情けは他人のためではない、自分のため」ということですよね。
善い行いをすれば、善い結果が自分にあらわれる。
親切をすれば、それはやがて自分に幸せとなってやってきます。
だからこそ、辛いときほど、親切をしなさい、と誰かが言いました。
なかなか、できることではありませんが、心がけたいことですよね。
相手を褒める それは宝探しのよう
「相手の長所を、褒めるようにしよう」と言われます。
叱ってばかりでは滅入ってしまいます。どんな人にも長所はあります。いえ、短所だって見方によれば、その人の個性だったりする訳です。
相手を褒めていく。
そうすると、仕事や勉強が進んではかどる、なにかもらえる、その場が明るくなる、人間関係がよくなる……などなど、やがては自分の得となります。
特に、子育てでは非常に大事なことだと言われますよね。
だから、相手の長所を発見して、褒めるようにする。それはいわば、宝探しのようなもの。
素敵な宝を見つける毎日でありたいですね。
慌てなくていいよ 君にあわせるよ
ついつい、他人を自分のペースに持ってこさせようとしがち。
「なんで、もっと早くできないの」
ペースは人それぞれ。
特に、幼い子供に向かって「早くしなさい!」と叱ってしまうことがありますが、子供の動作はそもそも遅いもの。
優しく、相手のペースに自分が合わせていく、それが大人の対応なんでしょうね。
慌てなくていいよ、君にあわせるよ。
余裕を持った行動を、取りたいものですね。
始めるのは いつだって 遅くない
伊能忠敬は、50歳から始めた天文学などの勉強により、「日本で最初の正確な日本地図の作成」という、大事業を成し得ました。
カーネル・サンダーズも60代で一度財産を失い、そこから始めたフランチャイズ展開で「世界のケンタッキーフライドチキン」を築き上げました。
「何かを始める」ということは、年齢は関係ない。
「始めるのは、何時だって、遅くはない」
新しいことにチャレンジする、フレッシュな気持ちを持ち続けたいものですね。